体温が伝わると人は動くものなのか
今、この時代、何でもネットで調達できる。一時期、忙しさにかまけて書籍を始め、生活の日用品までネットで調達する位、使い倒していた。
ホームページやブログ、果てはfacebookを利用して、お客さんを集める活動、販売促進活動もネットをさらに強化しましょうなんて話は、ゴロゴロ転がっている。
無駄なイベントを開いて消耗する位なら、ネットの情報発信を強化した方が良いという記事にfacebookで「いいね!」を押してしまうオレもいるくらいに。
話は脱線するが、実は先週末から風邪を引いて、かなりコンディションが悪い。ということで、数年ぶりに地元の内科医院にかかった。そこで、中学校当時の同級生が看護師をしていた。そこでオレが点滴を打ちに行き、そこでばったり再会という訳だ。
その人は同窓会の幹事もやっているようで、最近案内があった会の事も話題になった。その案内もネットを活用したものだ。
オレはその返事をまだしていなかった。文字だけの情報から察すると、幹事の名前、出席表明している人達の名前から、オレは参加しない方が良いかもと少し思った。
単純に、その会の時間、誰とも話が合わなくて、一人ぼっちになるのを危惧しただけなので、特に悪意は無い。
そんな気分だったので、何となく返事をしていなかった。
その看護師との話で、中学校当時の同級生だと言われ、一人でも多く参加して欲しいという話になった。
オレ自身、あまり接点は無い人だったが、もう30年近く経っているので、ほぼ初めましてに近い。
これから地元に住んで仕事していけば、何らかの縁があってお世話になる事もあるだろう。
そう考えてみると、改めていろんな人と話せる場に出るのも悪くない。
と考えるうちに、医院の待合室でスマホから出席の通知を出した。
そんなやり取りを思い出して反芻してみると、なるほど〜と思う事がある。
1.ネットで発信するのは今日、必要最低条件。まず、ホームページはあった方が良い。
2.ホームページには具体的でタイムリーな情報を掲載した方が良い。
3.その上で、人となりが分かるように、ブログやfacebookを活用してアピールをする。
4.ネットで十分に理解してもらえたら、直接会う機会を作り、背中を押す。
そういう流れを作ることで、人は動くのではないだろうか。
書籍や日用品の購入くらいなら、ネットで金額や配送対応を比較して判断つく。
実際にお客さんとなる見込みのある人達を相手に呼び込みをする場合、最後に人を動かすのは、体温が伝わる範囲内での接触なんだろうな。
人によっては、ブログやfacebookの段階で信頼関係が出来て、ネットだけで集客ができるのだろう。
それでも情報が足りないと思う人へは、無料であったり、安価で参加できるイベントなどで接触を図るということが重要なんだろうな。
こういう事は良く考えて設計してから実行すると良いだろう。そうでないと、広告代理店とかの営業マンに騙されちゃうんだろうからね。
というオレは、営業マンの口車に乗った失敗は数知れず。
もう失敗は出来ないぞ。と、自分に言い聞かせる(爆)